「ミニマリストって、趣味も少ないんでしょう?」 「散歩や読書など、モノが増えないことしかしてなさそう」
そんなふうに思われがちですが、実は私、結構多趣味です。 登山にコーヒー、サイクリング、最近では観葉植物も仲間入りしました。
確かにモノを削ぎ落とす生活をしていますが、「しなければいけないこと」だけに追われる人生は、少し寂しい。と感じています。
今日は、2年ごとに拠点を移す私が実践している、モノを増やさず、かつ楽しみを最大化する「ミニマリスト流・趣味の始め方」をご紹介します。
「入れ物」という住所を先に決める
何かを始める時、道具を揃える前に私がやるのは「専用の箱」を用意することです。
「この箱に入る分だけしか持たない」と物理的なルールを決めることで、ずるずるとモノが増えるのを防げます。
例えば、最近インスタントコーヒーだったのをやめて、ドリップコーヒーを始めました。まず、 私は、無印良品の「再生ポリプロピレン入りメイクボックス 1/4」を住所にしました。この小さな箱に収まるドリッパーと、あらかじめ挽かれたコーヒー。まずはこの二つだけ。自分ルールです。

また、あらかじめモノの「住所」を作っておけば、道具が迷子にならず、部屋の綺麗さも保てます。趣味を楽しむ時間が、片付けのストレスに変わらないための私なりの予防策です。
「専用」を買う前に、今あるモノで代用する
新しい趣味を始めると、つい専用の道具を揃えたくなりますが、実は「今あるモノ」で意外と間に合うものです。
例えば、私が最近ハマっている「パン作り」。 専用のヘラは持たず、普段から調理に使っている無印良品の「シリコーン 調理スプーン(通常サイズ)」で生地を混ぜています。ステンレスのボウルもわざわざ買わず、フライパンで代用できるレシピを工夫しています。

登山も同じです。 高機能なレインウェアは普段の「雨の日の街着」として。モンベルの「WIC.T(ウィックロン®️Tシャツ)」は、仕事の日の「インナー」として。

「兼用」という考え方は、服選びでも同じです。以前ご紹介したDANTONのノーカラーダウンも、街着としてのデザイン性と、富士登山にも耐えうる機能を兼ね備えた、僕にとっての究極の兼用アイテムです。
「趣味専用」という境界線をなくして兼用することで、クローゼットの余白を守りながら、本格的な趣味を楽しむことができます。
「とりあえず安く」始めて、こだわりを育てる
いきなり最高級の道具を揃える必要はありません。 今はダイソーやスタンダードプロダクツなどで、一人分の使い勝手の良い道具が驚くほど揃っています。
まずは手軽に始めてみて、 「あ、これは本当に楽しいな」 と実感できてから、少しずつ良いモノへアップデートしていく。
パン作りで言えば、最初は業務スーパーの200円の強力粉でしたが、最近は富澤商店の「春よ恋」というちょっと良い粉を買ってみる。この「小さなステップアップ」が、趣味のモチベーションを長く、高く保ってくれる秘訣です。
趣味もミニマルに。
ミニマリズムとは、単にモノを減らすことではなく、「大切なことに注力する」ための手段です。
最近迎えた観葉植物も、「なくても困らないもの」として一番迷いました。 でも、身近に自然を感じられることは、心のリラックス(余白)に直結します。
趣味もミニマルに始めてみると、道具の管理に追われることなく、その体験そのものを最大限に楽しむことができます。
もし、何かを始めたいけれど「モノが増えるのが不安」で迷っているなら。 まずは小さなメイクボックスを一つ用意し、ミニマルに始めてみませんか?


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