1日12時間勤務でも「心の余白」を捨てない。私が人生から断捨離した、5つの「当たり前」

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「もっと頑張らなきゃ」 「丁寧な暮らしをしなきゃ」

かつての私は、世の中の「やるべき」という固定観念に縛られていました。

  • 毎日、ご飯を作って温かいものを食べるべき。
  • 週5日、8時間、正社員として働くべき。
  • SNSのような「丁寧な暮らし」を目指すべき。

1日12時間、仕事に追われる日々。 帰宅してさらに「理想の暮らし」を追い求めるのは、あまりにも残酷な無理ゲーでした。

2年ごとの引越しを繰り返し、博多で暮らす今、私は思いとどまりました。 そんな「丁寧な暮らし」なんて、やる必要はないんだと。

今日は、私が自分の時間を守るために捨てた、5つの習慣と思考をご紹介します。


「献立を考えること」をやめた

世間では「バランス良く、バリエーション豊かに」と言われますが、私は毎日の食事を完全固定にしました。

  • :卵かけご飯
  • :具沢山のお味噌汁
  • :納豆と蒸し野菜

「今日、何食べよう?」という決断は、想像以上に脳のエネルギーを消費します。 メニューを固定したことで、仕事終わりの疲れた頭でスーパーを彷徨う時間を捨て、穏やかな夕食の時間を手に入れました。

「SNSを追うこと」をやめた

誰かのキラキラした休日や、知らない誰かの正論。 スマホを開けば飛び込んでくるノイズは、今の私には必要ありません。

他人の人生を1時間眺めるよりも、自分の部屋で読書や趣味に没頭する。情報のインプットを絞ることで、自分自身の「本当の心の声」が聞こえるようになりました。

「流行りの服を追うこと」をやめた

「おしゃれでいなきゃ」という執着も捨てました。 自分の体型に合い、管理が楽で、清潔感のある服が数セットあれば十分。

毎朝のコーディネートに迷う数分を捨てたことで、出勤前のコーヒーを味わう「5分の余白」が生まれました。

「付き合いの飲み会」をやめた

「行かなきゃいけない」という義務感で参加する飲み会は、時間もお金も、翌日の体力すら奪っていきます。

なんとなくの集まりは、勇気を持って断る。 その分、早く寝て、翌朝スッキリ目覚める方が、私にとっては遥かに価値のある投資です。

「完璧な家事」をやめた

「食器を揃えること」や「毎日掃除機をかけること」を捨てました。 タッパーを器にし、食洗機に頼り、汚れが目立たない仕組みを作る。

家事は「生きるための手段」であって、目的ではありません。 「家事の合格点」をあえて下げることで、12時間勤務の後でも「自分の人生を生きている」という感覚を取り戻せました。

私に「やめる勇気」をくれた一冊

これらすべての「当たり前」を捨てるきっかけをくれたのが、大原扁理さんの『年収90万円で東京ハッピーライフ』という本でした。

「年収が低くても、週休5日でも、自分らしくハッピーに生きられる」

そんな著者の潔い生き方に触れたとき、仕事でクタクタだった私の心は、スッと軽くなりました。世間が言う「充実した毎日」に惑わされなくていい。自分が一番心地よいと感じる「最低限」さえ守れていれば、それで十分幸せなんだと。

博多のキッチンでタッパーを器にし、毎日同じものを食べている今の私を見て、人は「味気ない」と言うかもしれません。

でも、私は今、かつてないほど自分の人生を主体的に生きている実感があります。 「やるべき」を手放した先にある、静かな自由。

毎日、全力で走り続ける必要はない。目標に向かって歩きでも到達すればいいんだと思えるようになりました。

もし、あなたが毎日を「忙しすぎる」と感じているなら、まずは一つだけ「あえてやらないこと」を決めてみませんか?

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